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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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瞑想と活元運動

瞑想と活元運動

瞑想の自然法をやっている際に、時々、自分の意志とは関係なく、体が動き出す方がいます。

これは体がバランスが偏ったり鈍ったりして異常な箇所を自ら整えようとする自動的な調整運動です。野口整体ではそれを活元運動と呼んでいます。

活元運動は体の異常を正し、健康を自ら保とうとするもともと体に備わっている機能なのです。

人間は活元機能によって本来健康に生きられるようにできているのです。

たとえば、誰でも睡眠中にはいろいろな寝相を取ります。そして、睡眠から覚めると体のバランスが整っています。これも活元運動のひとつです。

ところで、睡眠中になぜ寝相、つまり、活元運動が起こるのでしょうか?

それは睡眠中は通常の思考活動が停止しているので、体と大いなる“いのち”を繋いでいる回路が開いているからです。

そのために、大いなる“いのち”が体に風のように吹き込んで活元運動が起こってくるのです。

それは、中空の笛に大空の息吹、つまり、風が吹き込んで音楽を奏でるようなものです。

音楽を奏でているのは自分でもなく笛でもなく、大空の息吹なのです。大空の息吹が笛で音楽を奏でているのです。

つまり、活元運動をしているのは “自分”ではなく、体でもなく、大いなる“いのち”なのです。

活元運動をずっと実習している方は、動いているのは自分ではないということを実感として体験されていると思います。

でも、もしかして、「体が自動的に運動しているのだ」と思っていませんでしたか?

それは決して間違っているとは言えませんが、思考によって大いなる“いのち”との回路が閉じていれば、体の活元機能はフルにはたらくことができないのです。

いずれにしても、活元運動を起しているのは“自分”ではなく、大いなる“いのち”そのものが体にはたらいて起こっているのです。

活元運動は大いなる“いのち”が体を使ってダンスしているのです。“自分”がダンスをしているのではありません。

ですから、活元運動をする前には、まず瞑想の自然法などで“自分自分”という意識、つまり、思考を鎮(しず)めることがとても大切です。

もっとも自然な活元運動は静寂のなかからスタートするのです。

思考が静まったあとは、ポカンとして、すべてを大いなる“いのち”に任せてくつろぐことです。大いなる“いのち”こそ、本当の自分なのですから・・・。

でも、「任せよう」と気張りすぎると、それは “自分”意識・自我を増強しているわけですから、さらっとすべてを大いなるものに任せてくつろいでいることです。

もちろん、どんな運動が出なければいけないということもありません。

体が動かなくても、それはそれで最善のことが起きているのですから、すべて起きていることに任せることです。

どんどん活元運動をやりましょう! 

体も心も整ってきます。

そして、そのたびに、“自分”が大いなる“いのち”そのものであることを容易に実感できるでしょう。



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活元運動と愉気

活元運動と愉気

私たちが健康に生きるために非常に効果的な方法がもう一つあります。

それは私たち自身が持っている自然治癒力そのものを自律的に活発にする方法です。

実は、もともとその機能自体が私たちの体に備わっているのです。

それを呼び覚ましさえすればいいのです。

あとは何の努力も必要ありません。

それが野口整体の基本である「活元運動」と「愉気」です。

私たちは眠くなったときなどに、酸素をもっと取り込もうとして無意識にあくびをします。

また、睡眠中に体の偏りを調整しようとして、無意識にいろいろなポーズを取ります。いわゆる、寝相です。

さらに、赤ちゃんはよく体をバタバタ動かしています。

一見、何の意味もなくデタラメに動いているように見えます。

でも、これも体の偏りを調整しようとして、無意識に、そして、自律的に体の中から自然に起こってくる自然治癒力の働きです。

活元運動はこれらの働きと質的には同じものです。

いったん活元運動が呼び覚まされると、起きている時でも、体の中からの自然の要求により体が自然に動いて、体の偏りなどが自立的に調整されます。

活元運動の効果はそれだけではありません。

活元運動を行うことにより、体の自然治癒力自体が飛躍的に活性化するのです。

また、愉気というのは昔から言われる、いわゆる、「手当て」のことです。

現在では、「手当て」というのは、ケガをした時などに外部から治療を施すことという意味で使われています。

けれども「手当て」の本来の意味は、痛みや異常がある箇所に、文字通り、「手を当てる」ことなのです。

私たちは、体に痛みなどの異常を感じた時に、思わず、本能的に、そこに手を当てます。

手を当てることによって、異常のある箇所に「気」が集中します。

気が集中することによって、体の自然治癒力が飛躍的に活発になり、異常は速やかに調整されます。

私たちはこのような「手当て」、つまり、愉気の効能を、知識以前に、本能的に知っているのです。

私たちの体にはこのような素晴らしい力が備わっているのです。

にもかかわらず、現代の私たちは、体に異常がある場合に、精神的にも、また実際的にも、外部の力に頼っているので、体の自然治癒力がますます鈍っています。

その結果、現代では多くの方々が健康に不安を抱きながら生きています。

私たちは、あらためて、一人一人の中にある本来の力に目覚め、健康で、はつらつとした生活を目指すべきだと思います。

そのための3つの鍵が、基本自然食を中心とする少食と活元運動と愉気です。

ただ、活元運動と愉気を正しく習得するには、正しい健康観を実践的に教えていただける指導者より学ぶことが絶対に必要です。


詳しくは、リンクしている「整体生活実践入門」のウェブサイトを訪ねてみてください。

さらに、次の本がお勧めです。

* 『整体入門』 野口晴哉著 ちくま文庫




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