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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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教えない教育 その1

教えない教育 その1

(これは僕のこころの原点である寄宿生活塾「はじめ塾」を活動の中心とする「子供と生活文化協会CLCA」の機関誌『あやもよう』のために書いた原稿です。)


私が「はじめ塾」の和田重正先生にはじめてお会いしたのは22歳の時です。その当時私は「こころから納得のいく生き方をしたい」と思い、その答えを求めて悩みに悩んでいました。

その時先生が話された内容は私にはよく分からなかったのですが、なぜか私は「自分の求めている答えがここにある」ということを確信したのです。
それ以来、時間を作っては「はじめ塾」を訪れ、山の合宿にも参加し先生のお話をお伺いするようにしました。また、先生の書かれた『葦かびの萌えいずるごとく』やその他のご著書も繰り返し読みました。

その中でもっとも感銘を受けたのが『みんなで国に理想を』という小さな本です。その内容を要約すると「人類社会は歴史上かつてない絶滅の危機に瀕している。その根本原因は国家エゴイズムの対立にある。国家エゴイズムの対立を解消するために、まず、日本が率先して国家エゴイズムを放棄しよう。つまり、産業・経済・学術・技術などあらゆる国力を上げて、人類福祉のために注ぎ込もう。みんなで理想を国に掲げよう」というものです。

この小さな本が私の一生を決定付けました。「この考えをみんなに知らせ理解してもらうために全力で生きていきたい」と思ったのです。それ以来、折に触れてはこの考えをまわりの人に伝えると同時に、自分なりに考えを深めてきました。そして、最初にこの考えに出会って40年後に、先生のお考えをもとに自分の考えをまとめて『国の理想と憲法――国際環境平和国家への道』という本を上梓することができました。その後、この本をきっかけにあちこちから呼ばれて講演をさせていただいています。

ただ、20代の前半においては「具体的にどのように生きていくのか?」ということについては、まだはっきりしていませんでした。
先生は、私たちが具体的なことについて質問しても、それに対して直接お答えになるということはほとんどありませんでした。そのような先生の姿勢から、私は「要するに、答えは自分で出すしかないのだ」ということを理解しました。

けれども、どのように考えてみても、こころから納得のいく答えが見つかりません。その状態が数年間も続いたのです。そして、もがきにもがいた末に、もはやそんなことを考える気力もすっかりなくなったある時に、答えがポンと出てきました。

 その答えは「この社会には、自分がそうであったように、こころから納得のいく生き方を求めて苦しんでいる若い人たちがたくさんいる。そのような若い人たちの力になりたい」ということでした。

その時以来今日まで、ひたすら教育の道を歩んできました。おかげさまで、今日まで、いろいろなことがありましたが、毎日毎日充実して生きてこれたことは本当にありがたいことだと思います。

 若い時に私が行き着いた生き方の結論は、「エゴイズムを超えて」という考えに集約されています。この考えは私自身の考えには違いはないのですが、あらためて考えてみると、それをこころの奥から引き出してくれたのは先生だったのです。別の言い方をすれば、私のこころに先生によって秘かに蒔かれた種子が数年かけてすこしずつこころの表面に芽を出してきたのだと思うのです。

(つづく)


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