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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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大理石の中の女神

大理石の中の女神

皆さんはイタリアの非常に有名な彫刻家のミケランジェロという名前をご存知でしょう。


そのミケランジェロにこんな逸話が残っています。

彼が友人と二人で町の郊外を散策していると、あるところに苔むして、土で汚れた人の背丈ほどの大きな岩がありました。

それを見たミケランジェロは「この岩の中に女神が閉じ込められている。助けなければならない」と言いました。

友人には何のことかさっぱりわかりませんでした。

その足で急いで町に帰ったミケランジェロは人夫を手配して、その大理石を彼の工房に運んでもらいました。

それから彼は寝食を惜しんで、毎日毎日岩に向かって鑿(のみ)を振るいました。

数ヵ月後に彼はあの時一緒に散歩した友人に使いを出して工房に来てもらいました。

友人は工房に入って目の前にあるものを見て言葉を呑みました。

彼が目の前に見たものは一人の何とも気品があり優美でまるで生きているかのような女神の像だったのです。


この逸話を読んでみなさんはどのように思われましたか?

僕はこの逸話を聞いてとても感動しました。そして、さすがミケランジェロにふさわしい話だなと思いました。

おそらく、多くの優れた芸術家はこれと似たような体験を少なくとも何度かはしたことがあるのではないかと僕は推測するのですが、どうなのでしょうか。

みなさんも僕と同じような感想を抱かれた方も多いと思います。

でも、僕がここでミケランジェロのこの逸話をみなさんにご紹介したのは、もしかしたら、みなさんとは少し異なった視点からこの逸話を捉えることができるのではないかと思ったからなのです。

僕はあらためて、この逸話のなかの「ミケランジェロは自分自身であり、そして、その苔むした土で汚れた岩も自分自身である」と捉えてみたいのです。


そう捉えなおしてみると、「その苔むして土で汚れた岩の中に虜(とりこ)になっていた何とも言えず気品があり優美な女神こそ自分自身の本性である」と言えるのではないでしょうか。

この逸話をこのように捉えなおしてみると、「優れた芸術家の直感は素晴らしい」などという 一般的な 捉え方に比べて何十倍、何百倍もいっそう輝きを増すのではないでしょうか。

真実は、誰の中にも、たとえ表面がどんなに汚れていたりゴツゴツしていたとしても、美しい女神が潜んでいます。

私たちの人生の目的は、表面の汚れやゴツゴツしている部分をできるだけ払拭して、自分の本質である美しい女神が表に現われるようにつねにこころがけていくことにあります。

菩提本(もと)樹無く

明鏡も亦(また)台に非ず

本来無一物

何れの処にか塵埃を惹かん

           (慧能)


身は是れ菩提樹
 

心は明鏡台の如し
  

時時に勤めて払拭せよ
  

塵埃を惹かしむること莫れ

          (神秀)


自分自身だけのことではありません。

誰の中にも表面がどんなに汚れていたりゴツゴツしていたとしても、その美しい女神が潜んでいるのです。





誰でもその本質はそのままで輝いているのです。







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