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昇平

Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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すべて“いのち”  その1

すべて“いのち”  その1

ある朝早く目が覚めたので、いつものように洗面所に行こうと、寝室のドアを「カチャッ」と開けました。

その「カチャッ」という音がはじめて聞いた音のように聞こえました。

一瞬「あれっ」と思ったのですが、すぐに寝室のドアを閉めました。

「カチャッ!」

再びその音がはじめて聞いた音のように聞こえました。

「あれっ?」

洗面所入った後、中からドアをそっと閉めました。

「バタン!」

「あれっ?」

その音もまるではじめて聞いたような感じがするのです。

そのとき家の外から「ホーホケキョッ!」という元気な声が聞こえてきました。

「オッ!」と思いましたが、そのまま顔を洗い始めました。

顔を洗っているのが何だか新鮮に感じられます。

でも、不思議なことに、顔を洗っている“自分”がいないのです。

ただ、顔を洗っているだけです。

次に、タオルで顔を拭きました。

それがとても新鮮に感じられました。

でも、タオルで顔を拭いている“自分”がいないのです。

ただ、タオルで顔を拭いているだけです。

次に、歯を磨いたのですが、やはり歯を磨いている“自分”がいません。

ただ、歯を磨いているだけです。

そのあと洗面所を出て、書斎に行きました。

ただ、歩いているだけです。でも、歩いている“自分”はいません。

机に向かって坐ります。

でも、坐っている“自分”はいません。ただ、坐っているだけです。

机が目の前にあります。

窓があります。

庭があります。

そこに木や花があります。

上の方を見ると、青い空に白い雲が浮かんでいます。

「ホーホケキョッ!」

「バタン!」

「ザーッ」と風が吹いています。

すべてがただ起こっています。

すべては姿も形もなく、見えも聴こえもしない“なんでもないもの”が目に見えたり、耳に聞こえたり、肌に感じられたりするようなさまざまな現象として現れているだけです。

その“なんでもないもの”を僕は“いのち”と呼んでいます。

ほとんどの方が“自分”があると思っていますが、それはアタマで「この体の内側に“自分”というものがある」と錯覚しているだけです。

本当は“自分”なんていう実体はないのです。

とにかく、この世界とそのなかのすべての現象(つまり、存在とはたらき)は唯一の実体である“いのち”現れです。

この世界の唯一の実体は“いのち”であり、“個”も“自分”も”他“もありません。

“いのち”が朝となり、目を覚まし、起き、ドアとなり、そのドアを開け、「カチャッ」という音を立て、顔を洗い、タオルとなり、顔を拭き、「バタン!」という音を立て、書斎となり、“机となり、坐り、窓となり、木となり、花となり、「ホーホケキョッ!」となり、青空となり、雲となり、そして、風となって吹いているのです。

このように書いているのも“いのち”です。

どこを探しても、“自分”なんていません。

すべての観念が脱落したときに、この単純な真実が事実として分かるでしょう。

でも、誰が「分かった!」というのでしょうか?





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