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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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雲外蒼天

雲外蒼天

雲外蒼天は「うんがいそうてん」と読みます。訓読すれば、「雲外に蒼天あり」となり、「雲の上には青空がある」、あるいは、「雲の上には太陽がある」ということと同じです。

いくつかの辞書の直訳的意味は、「雲の外にはかならず青空がある。雲の中では霧がかり、前が見えない状態であっても、自分の目指した方向へ進めば、必ず青い空のもとへたどり着ける」となっています。

その真意は「どんな困難な状況の中にあっても、あきらめずに一生懸命努力すれば必ず明るい未来が開ける。絶望してはいけない」ということだそうです。

それはそれで問題はないのですが、僕はこれまでこの言葉に他の意味を重ねて理解してきました。

僕は青年時代に野口整体の創始者野口晴哉(はるちか)先生のご著書の中で、「雲の上には青空がある」という言葉に出会い、こころがはじけるような気持ちになったことを今でもはっきりと覚えています。

それ以来、この言葉を繰り返すたびに、その時と同じ感覚がこころの中から湧き上がってきます。

でも、それは辞書に説明されているような意味とはまったく異なった意味をその言葉に見出したからです。

野口先生がこの言葉を使われたのは、「人間の体には自らを整える機能がもともと備わっており、病気はその機能の一つであり、それを自然に経過することによって自ら治るようになっている」というようなことを説明される流れの中であったように思います。

僕が野口整体の根本とも言えるこの考え方に深く共鳴するのは、人間の体についてはもちろんのことですが、この考え方は先生が大悟された自己、そして、この世界の本質を端的に表現されたものである思うからです。

「雲の上にはいつも青空がある」というのは、僕なりに解釈するとつぎのようになります。

「私たちは限られた性能しかない五感と二元相対的にしか思考することのできないアタマによって、自らだけでなく、周りの人をも巻き込んで、苦しみと混乱に満ちた社会を作り、その中でもがきながら生きている。

けれども、自己と世界の本当の姿は澄み切った青空のようなものである。この混乱した自分と世の中が五感とアタマの妄想によって作り出された幻想であることに気がつけば、その瞬間に明るい青空のような世界に生きている“自分”を見出すことができるのである」。

つまり、一面の空を覆う雲を下から見上げれば、陰うつな灰色の世界しかないように思いますが、それが幻だと気付いた瞬間、雲を飛びぬけて青空の中にいる自分を発見し、この青空こそがこの世界と自己の本質だということに気付くのです。

そして、たとえ空一面を雲が覆っていても、その上にはいつも厳然として青空が存在している、一面の雲はみんな自分の妄想が作り出していたのだ、ということにはっきりと気がつけば、実際には、青空にいくつかの小さな白い雲が美しくのどかに浮かんでいるだけだということが分かるでしょう。

「雲の上にはいつも青空がある」。いい言葉だなあ~!






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コメント

本当によい言葉ですね

この「雲外蒼天」や「雲の上には青空がある」という言葉を見てすぐに思い浮かんだのが山岡鉄舟の次の和歌です。
「晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は かはらざりけり」
40年も前、原田湛玄老師の提唱のなかで初めて知ったこの歌が、それ以来わたしの心深くに住みついています。

「晴れてよし 曇りてもよし 」これだけでもスカッとしますが、
「もとの姿は かはらざりけり」と、口にすると不可分一体の世界が現成します。

【一面の空を覆う雲を下から見上げれば、陰うつな灰色の世界しかないように思いますが、それが幻だと気付いた瞬間、雲を飛びぬけて青空の中にいる自分を発見し、この青空こそがこの世界と自己の本質だということに気付くのです。

そして、たとえ空一面を雲が覆っていても、その上にはいつも厳然として青空が存在している、一面の雲はみんな自分の妄想が作り出していたのだ、ということにはっきりと気がつけば、実際には、青空にいくつかの小さな白い雲が美しくのどかに浮かんでいるだけだということが分かるでしょう。】

この文章がそれを見事に言い表してくれています。
ありがとうございました。

ほんとうにいい言葉ですね

「雲の上にはいつも青空がある」
本当に日々嬉しく体感しています。
はじめて伺ったのは数年前。
どんどんこの言葉が深く身体に沁み込みました。
衆院選の翌朝は薄墨色の空に覆われていましたが、”青空がある”と起きてすぐすっきり実感しました。犬の散歩をしながら遠くに透明な水色と金色の雲がたなびき、時間の経過とともにすっかり青空が広がりました。表層の灰色の空を見ただけで妄想をする人たちがなんと多いことでしょうか。犬もねこも当たり前にわかっています。
「雲外蒼天」と読み見る感じるだけで、いのちは弾みます。


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