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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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本当の平和を実現するために 

本当の平和を実現するために  

 第二次大戦の終結以来今日までの数十年間日本は直接的に戦争に関与することなく「平和」と呼ばれる日々が続いてきました。これは平和を求める多くの人々の思いとその働きによるものだと言えるでしょう。

通常、「平和」という言葉は人間同士の間で社会的な奪い合い、殺し合いがないという状態という意味で使われています。簡単に言えば、「戦争がない」という状態です。戦争は一種の積極的な行動です。では、「戦争がない」という平和は、「消極的」という言葉は適当でないとしても、「何もしない静的な状態」と言ってよいのでしょうか? 

「人類の歴史は戦争の歴史である」と言われます。ある歴史学者によれば、人類の歴史始まって以来今日に至るまで、この地球上に戦争がなかった日々はほんのわずかしかないということです。戦争をしていない、俗に「平和」と呼ばれる日々においてさえも、つねに外敵や次の来るべき戦争に備えて、軍事的にはもちろん、政治、経済、産業などにおいても、いろいろな措置や対策が取られてきたのだそうです。それは今日でもまったく変わっていません。
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これを言い換えれば、「平和」と呼ばれる日々においても、実施的には、世界各国は本質的あるいは潜在的には常に対立関係にあり、対立関係が表面化すれば「いつ戦争が起こってもおかしくない」という体制にあるということであり、その意味では、潜在的にはずっと戦争は続いており、戦争が人類社会の常態だということです。これは、戦後における日本の「平和」は決して安定し永遠に続いていく「真の平和」ではなく、「仮の一時的な平和」にすぎないということです。

それは日本だけではありません。第二次大戦終結まではヨーロッパやアジアをはじめ、世界の各地で戦争が頻発していました。その意味では、当時の国際情勢は国際戦国時代であったということができるでしょう。

その後、第二次大戦終結から今日までの世界は戦争が起こる頻度はいくらか減ったかもしれませんが、「世界はいつも戦争状態にある」という根本的体制が変わったわけではありません。大量の核兵器と大陸間弾道ミサイルを擁して米ソを中心として対峙した東西冷戦、ソ連崩壊後の東欧各地での内戦、アジアでは朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、イラク戦争、アフリカや中南米での内戦や戦争などが勃発しています。

幸いなことに、日本が戦争に「直接的」に関わることはありませんでしたが、日本だけでなく世界各国は依然として第二次大戦以前の状態、いつ戦争が起こるかもしれないという体制から脱したわけではなく、世界は依然として戦国時代の真っただ中にいると言ってもよいのです。

これらのことから言えることは、「戦争をしなければいい」「軍備を止めればいい」と言い、ただ平和を祈ったり、戦争の当事者を非難したり、当事者にお願いして、戦争を止めてもらおう、みんなで話し合おうという消極的受身的態度によっては根本的戦争解決・真の平和の実現はできないということです。これまでの世界中の平和運動、反戦運動、軍縮運動などはほとんどこの類のやり方です。多くの人が「止めろ」と言いいさえすれば、当事者が止めるとでも思っているのでしょうか? 歴史的事実として実際にそのようにして戦争が止んだ例はほとんどありません。核兵器削減やその他の軍縮でも同じです。いざと言う時には戦争をしなければやっていけない、そのためには、軍備を拡大しなければならないと各国の当事者は固く信じているのです。

もちろん、武力の行使や武力による威嚇によって無理やりに戦争を止めさせるとすれば、それこそ、平和実現どころか、その反対の行動であり、それによって仮に一時的に「平和」が実現されたと言っても、それは「真の平和」ではないことは明らかです。真の平和は、ただ戦争のない静的消極的状態ではなく、積極的平和創造行動によってのみ実現維持される動的積極的状態なのです。

わかりやすく説明しましょう。平和は戦争がない状態だとすれば、ただ争わないでじっとしていればいいことになります。確かに、何もしないでいれば、相手も警戒しないので一時的には平和は保てるかもしれません。しかし、そのような平和を永遠に保つことができるでしょうか? 相手はこちらが何もしないことをよいことに、占領しようとして攻めてくるかもしれません。私たちが目指さなければならないのはこのようにすぐに壊れてしまうような「平和まがい」のものではなく、確固たる真の平和なのです。この真の平和というのは何も動かない何もしないという静的平和状態ではなく、活発に動いていながら争いが起こらないという動的平和創造状態なのです。これは国と国の間でも、個人と個人の間でも同じです。

争いを防ごうとするには、争わないと決意することはもちろんですが、それよりも、争う必要のない状態をお互いの行動によって作ることが最もポイントなのです。戦争は、国と国、民族と民族との助け合いが実行されることによってのみ積極的に防止されます。そして、そのために、もっとも確実な方法は、相手が「争おう」という気を起こす前に、こちらから率先して、相手と全面的に仲良くする実際的行動を取ることです。言葉でいくら「仲良くしよう」と言っても何にもならないことは、個人個人にしても国家と国家のあいだであっても、数多くの事実が裏付けています。実際的に、こちらが相手にとって「なくてはならない」大切な存在になるような具体的行動を取ることが絶対必要なのです。その行動こそ、平和を創造する力なのです。

平和は口だけでは得られないし、黙っていても手に入るものでも、どこかに転がっているものでもありません。平和は自ら創らなければ出来ないのです。世界のこの行き詰まりの状況においては、まず、日本が自ら世界に対して平和的積極行動を取ることによってこそ、世界平和の道が開けてくるのです。




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