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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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生命の連鎖  その2

生命の連鎖  その2
(その1からのつづき)

卵子と精子が結合して受精卵ができます。これが人間誕生の最初です。受精卵はこの段階では、単細胞の生物とほとんど同じ構成をしています。受精後、人間は、この世に誕生するまで10ヵ月間、お母さんのお腹の中の羊水の中で育ちます。その羊水の成分は地球の歴史が始まった古代の海の成分と非常によく似ているそうです。太古の海もすべての生命にとって、ちょうど羊水のような役割をしていました。

受精後1~2ヵ月の胎児は、肺呼吸ではなく水中でエラ呼吸をし、四肢には水かきの名残も残っています。そして、その羊水の中で、魚の形になったり、両生類みたいになったり、生命の進化の始まりから哺乳類の人間までを十月十日の間に再体験するのだと言われます。つまり、僕らがこの地球上に生まれてくる時には、38億年かけて来た生命の歴史のすべてを再体験して生まれてくるのです。私たち一人一人はこの宇宙が147億年もかけて創ってきた存在なのです。それはこの大自然についても同じです。

このような事実をはっきりと見極めれば、「なぜ、生命は尊いのか?」ということについてもはや説明は必要ないでしょう。そして、自分を粗末にすること、人を苦しめること、人と人が殺し合うこと、動物を虐待すること、あるいは、自然を破壊することがどれ程愚かなことかが分かるのではないでしょうか?

私たち一人一人が「なぜ、この世に生まれてきたか?」ということは、本当は誰にも分かりません。なぜなら、私たちはこの宇宙、あるいは大自然の生命の力によって、創り出された存在であるからです。お父さんとお母さんがどのようにして出会ったか? さらに、私たち一人一人の4人のおじいさんとおばあさんがどのようにして生き、どのようにして出会ったのか? さらに、8人の曾おじいさんと曾おばあさんがどのように生き、出会ったのか? というように、ずっと先祖を遡りながら、最初の最初までそのすべての出来事を想像してみれば、自分がどういう父親と母親から生まれたとしても、この自分はたまたま偶然に生れたのではなく、この宇宙が始まって以来すべての原因と結果の積み重ね、つまり、必然が必然を呼んだ結果として、自分がこの世に生まれたのだということが分かると思います。

つまり、今この世の中に生きているすべての人は生まれるべくして生まれてきたということです。そういう意味で、本来、すべての人が生まれてくるのは必然であり、それぞれ必ず果たすべき役割があると思うのです。

もう一度人間の誕生の場面に戻ってみましょう。その一個の受精卵から、いろいろな変化を経て、その中に、無数の細胞や組織、器官などいろいろな要素が作られ、それぞれが互いに、補い合い、支えあい、循環し、調和して一個の人間という生命体を維持活動しています。つまり、人間を構成するそれぞれの要素はすべて1個の受精卵からできたもので、もともと一つのものなのです。

このように、個々の要素はそれぞれ別々の組織や機能を持っているのですが、それはもともと別ということを意味するのではありません。むしろ、個々の要素は別々の組織や機能を持つことによってこそ、互いに助けあい、協力しあうことによって、一個の人間という全体を生かし、そして、全体を通して、それぞれの個が個としてその持ち味をフルに発揮して生きています。つまり、個は全体を通して生き、全体は個によって生きているのです。これはまさに大自然の姿でもあります。

この世界に存在するものはすべて、さかのぼれば、最初のビッグバンによって生まれました。そして、いろいろな変化を経て、星や、星雲だけでなく、地球や、大自然や、その中に存在するすべての無生物や生物として存在しています。それは、一個の受精卵から生まれた一つの人体を構成するそれぞれの要素と同じです。つまり、それぞれの存在は、バラバラのものではなく、もともと一つのものであり、互いになくてはならない不可分一体の要素として、それぞれの持ち味を生かして役割を果たすべくこの世界に生まれて来たということです。すなわち、それぞれが互いに、補い合い、支えあい、循環し、調和して、この世界を維持活動するのが本来のあり方であるということです。

私たちが「この世界」と言うとき、宇宙という意味もありますが、現実的には、私たちの住むこの地球であり、そしてさらに具体的には、大自然を背景にした「私たちの社会」です。

この私たちの社会においては、私たち一人一人、あるいは一つ一つの組織や集団や国は、本来バラバラのものではありません。それぞれがもともと一つのものとして、この社会において、なくてはならない不可分一体の要素として、それぞれの持ち味を生かして、他の人や組織や集団や国々と互いに補い、協力しあって調和した社会を維持活動するのが本来のあり方なのです。

すなわち、来るべき新たな時代においては、それぞれの人間、組織、集団、国は個として全体を生き、全体は個を通して生きる社会が実現されなければならないということです。





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