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昇平

Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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川底の小虫

川底の小虫

「 川底の小虫

塾の生徒達が来る時刻になると何かをじっと見つめたくなるような不安を感じ、みんなが帰った後では救われ難い空虚を覚える。
これが30年毎日繰り返している内心のすがたです。

一生をかけたこの仕事の、どこにそんな不安がひそみ何にうつろを覚えるのだろう。
要するに、力がないのだ。イザリがオリンピックに出ようとするのと同じだ。白痴が総理大臣になろうと思うのと同じことなのだ。きっと、そうなのだ。それはわかっている。わかっているけどやめられない。
オリンピックなら誰かが出てくれる。総理大臣は誰かがやってくれるだろう。ところがこれは誰もやってくれる人がいない。こんな仕事には、利口な人は決して手を出してくれはしない。自分がやめたら、ゼロになってしまう。
無力の不安と空虚にさいなまれながら、そして、年と共に深刻さを加えながら、それでもしがみついている。濁流の底の小石にかじりついている小虫のように、流されまい、そしていつかは流れを変えてやるんだ、と目をむいている。

生徒が来る時刻には助けを求めるような、帰った後では赦(ゆる)しを乞うような、孤独な気持ちで祈らないではいられない。ただ心の底からそんな気持ちがするだけである。
こんな毎日を送る、こんな奇妙な小虫を、よくも見のがしてくれるものだ。30年もの間ヒネりつぶしもせず生かしてくれるこの世界の寛容さは不思議というほかない。
南無十方不可思議無礙光如来     (40・6・10)」

以上は僕の恩師である和田重正先生(はじめ塾創始者)のご著書『山あり花咲きて父母いませり』(柏樹社刊)の中の一文章です。

僕はこの文章をこれまで何回繰り返し読んだことでしょう。そして、読むたびに、「セミナーをやったり、ブログを書くときの僕の心境とまったく同じだなあ」と思うのです。

僕のセミナーやブログは参加される方や読まれる方の一生と、同時に、全人類の運命を左右する重要なテーマを直接扱っているので、セミナーで話すときやブログを書くときは、1回1回がそれこそ文字通り真剣勝負です。ですから、毎回「今度こそは必ず!」と祈るような気持ちで取り組んでいます。

ただ、僕自身はこの文章を書かれた時の重正先生ほどはセンチメンタルな気持ちになっているわけではありません。(もちろん、この文章は先生の内心の一面の吐露にすぎないのであって、少なくとも僕らの前では、先生はいつもニコニコされており。「こんな笑顔の素敵な方はいない!」というお方でした。)

僕自身、誰かが代わりにやってくれるのなら、どんなに楽だろうかと思っているのは事実です。

残念ながら、僕の力不足で、今までのところそんな方は出てきていませんが、僕は「理想は、“必ずできる”という信念と的確な方法の工夫によって、必ず実現できる]と確信しています。

また、どんなに思うようにいかなくても、こころまで悩ます必要はないと思っていますので、代わりにやってくれる人がどんどん出て来るにはどうしたらよいかと、日々工夫しながら明るく生きています。





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コメント

「理想は“必ずできる”という信念と的確な方法の工夫によって、必ず実現できると確信している。」が心に響きました。
いつも伝えてくださっている、一つとしてバラバラなものはないことをもとに、日々工夫して生きます。

ブログは私たちへの手紙

昇平先生

 いつも大切なお話を分かりやすく伝えてくださり、ありがとうございます。
整体ライフスクールに出会ったおかげでどんな状況下でも前向きに生きていかれるようになりました。
にも拘わらず「いのちの塾」を読みっぱなしにしていたご無礼を心からお詫び申し上げます。

「川底の小石」にも有るように先生が誠心誠意込めて、私たちに届けてくださるブログの文章はまさに「手紙」です。
手紙を頂いて、返事を書かないなんて非常識きわまりない態度でした。

今後は「先生に言われたからコメントを書かなければならない」ではなく
ブログを読んで心に響いたとき、疑問が湧いたときなど折に触れ投稿します。

目が疲れるので全てプリントアウトして読んでいます。A4ファイルが16冊になりました。
なによりの財産です。ありがとうございます。

心を聴く

先日のセミナーで、自分に都合の良いところだけをつまみ食いするような聴き方ではダメだというお話がありましたが、セミナーに参加していると、毎回のように耳の痛い話があります。でも、参加を重ねるに従い、耳の痛い話や、はっとさせられるような話にこそ、宝物がつまっていることに気づきました。
存在の真実がわかったなら、なおさらつまみ食いではなく、十分に味わっていきたいと思います。
そして、愛そのもので私たちに向き合ってくださっている先生を川底の小虫のような気持ちにさせてしまうようでは、私たちダメだ、まだまだです。

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