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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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梅開早春

梅開早春

大晦日に、私たちが「田んぼのお師匠さん」と呼んでいる通称「平八郎さん」が軽トラで大量のキャベツとネギと一枝の梅を届けてくれました。

梅の枝にはいくつもの蕾(つぼみ)がついていましたが、早速花瓶にさして玄関に飾っておきました。

年が明け、朝早く新聞を取りに行こうと、玄関を開けようとしたときに、ふと気がつくと、梅の枝に一輪の梅の花がポッと白く咲いていました。

そのとき「梅開早春」という言葉が浮かびました。

この「梅開早春」というのは、「只管打坐」を唱えた道元禅師が仏教の奥義を極めようと、宋の国に留学したときについた天童如浄禅師がある日の講話で詠まれた詩の一節です。

(ちなみに、道元禅師は、ある夜半、如浄禅師が言われた「心身脱落せよ」という言葉を聞いた瞬間に、存在の真実を大悟されたと言われています。)

さて、あなたは「梅開早春」を何と読みますか?

これは昔の中国語、つまり、漢文で、「梅は早春を開く」と読みます。

「梅は早春に開く」とも読めるのかもしれませんが、僕は断然「梅は早春を開く」と読みたいと思います。

つまり、早春が来て、そこで、梅が開く、というよりも、僕の実感としては、梅が早春を開くのです。

私たち現代人は、いわゆる、科学的思考は絶対に正しいというように教育されてきたように思います。

もちろん、科学的に思考することは、それはそれでとても有益だと言えます。でも、現代までの科学はまだものごとの一面しか表現できていないのも事実です。

このように言っても、迷信でも何でも、きちんと検証することなく、信じてもよいということではありません。

言葉の使い方もありますが、いずれにしても、私たちの多くが「早春になったから、つまり、気温が上がってきたから、梅の花が開いた」ということだけを真実だと思っているのではないでしょうか?

たしかに、科学的に表現すると、そういうことになるのでしょう。

でも、別の角度から言えば、気温が上がってきたこと、梅が開いたこと、ひばりが鳴き始めたこと、野外から人々の笑い声が聞こえてきたこと、そういうことの一つ一つ、そして、そのすべてが早春なのです。

ですから、我が家の玄関にある一輪の梅の花が早春を開き、新らしい年を開いたのです。

この世界は、本来、バラバラのものが寄り集まってできているものではありません。

この世界はたった一つの大生命力である“いのち”がいろいろな模様を描きながら現れ展開している世界です。

この世界のすべてのものはみんな同じ“いのち”です。

その梅の一輪の花が全世界を悉(つく)してます。そして、存在の一つ一つが全世界を悉しています。

それは、この自分についても同じです。この自分はちっぽけな存在などではなく、真実は全世界を悉しています。

つまり、真実の自分は自分が生きる全世界と共に生きているのです。

その真実の自分を僕は”自己“と呼んでいます。

ですから、梅開早春であり、梅開新年、梅開世界、梅開自己なのです。


梅一輪 いちりんほどの 暖かさ (服部嵐雪)



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コメント

新年早々パソコンが壊れてしまい、ようやくいのちの塾を読むことができました!嬉しいです。読みながら、ふと梅の香りを聞いたのは私だけではないと思います。梅開早春、梅開新年、梅開世界そして梅開自己。声に出して読みました。

先日のセミナーでの先生方のお話と整体の実習で、このブログに書かれていることを体感できました。ありがとうございます。
この手が本当に宇宙だったんだ!

家に帰ってからも実習をするたびに実感が深くなり、自分がどんどん素直になっていく感じがします。
周りとの壁を感じることもなくなり(壁は自分で作っていたのですが)、何をするにも安心してやっています。












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