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Author:昇平
「いのちの塾」へようこそ!

僕は普段は標高650メートルの山の中に家族と仲間そしてネコ10匹と一緒に生活しています。

そして、その合間に日本やヨーロッパの各地で「本当の自分は?」「本当の平和を実現するには?」などをテーマに講演をしたりセミナーを主宰しています。

このブログでは、僕が体験的に捉えた人生やこの世界の真実について書いていきます。

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天動説と地動説 その4

天動説と地動説 その4
(その3からのつづき)

ここまで述べてきたように、自分、そして、みんながそのように実感したり、思っているから、それは科学的に正しい、あるいは、真実であるとは必ずしも言えません。

ほとんどの人が、タバコは健康に悪いなどの副作用(デメリット)もあるけれども、タバコでしか得られないメリットのある“嗜好品”であり、お酒も飲みすぎには気をつけなければならないが、お酒でしか得られない素晴らしいメリットがある“嗜好品”であると思っています。

けれども、ニコチンもアルコールもその科学的真実は嗜好品ではなく強力な依存性薬物(麻薬)なのです。

そもそも、思いと事実は別物です。ですから、思いの内容は必ずしも事実と一致するとはかぎりません。

また、“実感”と言っても、それが錯覚という場合もあるのです。例えば、スモーカーやドリンカーは「タバコやお酒にはデメリットもあるが、素晴らしいメリットがある」と”実感“していると思っていますが、それは、たとえば、マジシャンに巧妙なトリックで鮮やかにイルージョン(幻想)を見せられて、それを真実だと”感じている“ようなものです。

要するに、みんなタバコやお酒に見事に騙されているのです。
タバコやお酒は嗜好品なんかではなく麻薬です。麻薬というものは、巧妙な手口を使って、人に悪いものを良いものだと騙して、死ぬまで依存させる邪悪な詐欺師のようなものなのです。

現在では、タバコに関しては、デメリットのほうがメリットよりもはるかに大きいと考えるノンスモーカーが増えてきました。しかし、4,50年前はまったく反対に、メリットがデメリットよりもはるかに大きいというのが世間の常識だったのです。

その点、お酒に関しては、4,50年前も現在も「お酒は楽しい、お酒は喜びだ、お酒はおいしい、お酒はリラックスできる」などという世間の常識はまったく変わってはいません。

また、スモーカーはタバコを吸い始めてある程度の期間は、自分で好きな時に自分の判断で吸って、自分でタバコをコントロールしていると思っています。しかし、依存が進むと、タバコを吸いたいのに吸えないような状況が続くと、「タバコを吸いたい! タバコを吸いたい!」というパニック状態になります。このように、人がタバコをコントロールしているのでなく、タバコが人をコントロールしているのです。

でも、初めのうち、スモーカーは本当にタバコをコントロールできていたのでしょうか? 
いいえ、タバコは麻薬ですから、人は初めからタバコをコントロールできていなかったのです。依存症の初期だからコントロールできているように思っているだけなのです。

どんな麻薬でも人に「自分はコントロールできている」と思わせながら、どんどん、麻薬の底へと引きずり込んでいくのです。それが麻薬です。

お酒も麻薬です。自分はお酒を好きな時に好きな量だけコントロールしながら飲んでいるという人もみんな、「自分はお酒をコントロールできている」という思いもろともに、すでに麻薬という同じ滑り台に乗って、否応なしに、下に向かって滑り落ちているのです。


(つづく)





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